学歴フィルターって本当にあるの?高学歴の大学はどこから?

どうもこんにちは,塾長です。

塾長

今回は就職に関する側面から大学の志望校選びの参考となる話をします。

結論からいいますと、有名企業であれば学歴フィルターは100%存在します
そして、学歴フィルターの“ふるい”に落とされない大学と、いわゆる『高学歴』と呼ばれる大学は同一ではありません

それでは、学歴フィルターと高学歴について解説します。

学歴フィルターとは?

学歴フィルターというのは、採用人数に対して応募者が多すぎる場合に書類選考で落とす際の“ふるい”のことです。人事が面接しきれないため、フィルター未満の大学生は書類にサッと目を通して惹かれるものがなければ即お祈り、という仕組みです。一部上場企業など,応募人数が500名~1000名となる場合に導入されることが多いです。

逆に応募者が少ない企業では、学歴フィルターはほぼ存在しないと言えるでしょう。

『お祈り』:不採用通知メールにて,「あなたの今後のご活躍をお祈り申し上げます」という記載内容から,不採用通知の代名詞として大学生に認識されています。

学歴フィルターで落とされない大学

じゃあ具体的にどの大学が落とされないのか、解説します

42校

学歴フィルターによる“ふるい”で落とされない大学の数を表しています。
なぜ42校なのか,どこの誰が最初に定義づけたのかは不明ですが,最近就職業界でよく取りざたされている数値です。
一般的には,偏差値が高い難関大学が名を連ねています。

東京一工

東京大学,京都大学,一橋大学,東京工業大学

旧帝大(上記以外)

北海道大学,東北大学,名古屋大学,大阪大学,九州大学

早慶上理

慶應義塾大学,早稲田大学,上智大学,東京理科大学

関東・関西上位国公立

筑波大学,東京外国語大学,お茶の水女子大学,東京医科歯科大学,電気通信大学,首都大学東京,東京農工大学,横浜国立大学,横浜市立大学,埼玉大学,千葉大学,名古屋市立大学,大阪府立大学,大阪市立大学,神戸大学,大阪外国語大学,奈良女子大学

関東・関西上位私立

学習院大学,明治大学,青山学院大学,中央大学,立教大学,芝浦工業大学,法政大学,国際基督教大学(ICU),関西大学,関西学院大学,立命館大学,同志社大学

以上の42校が、一次選考(書類選考)の際に絶対書類に目を通される大学と判断されています。

逆に言えば、上記42校なのに一次選考(書類選考)で落ちた際は,自分のせいで落ちたと思っていいでしょう。
私が就職活動をしていた時,名のある一部上場企業を8社受けて1社だけ一次選考で落とされました…。面接もさせてもらえないのは本当に悲しかったです…。

塾長

上記42校は学歴フィルターに引っかからないがゆえに,落ちた際の言い訳ができないというデメリットも背負っているってわけです...。

高学歴大学について

次は高学歴大学について解説します。
高学歴について語る際の前提として,一部上場企業の採用担当者からみた視点での考察とします。

高学歴は学歴フィルターより範囲が狭い

結論から言うと,相対的に高学歴と評価されるのは早慶以上の大学です


というのも、GMARCHレベルでも偏差値からみればもちろん入学難易度が高い大学ですが、一部上場企業の総合職採用枠はGMARCH・関関同立レベルがゴロゴロいます
1番のボリュームゾーンといって差し支えないです。


そのため高学歴と呼ばれる大学は一般的に下記のようになります。

高学歴大学

東京大学,京都大学,一橋大学,東京工業大学,北海道大学,東北大学,名古屋大学,大阪大学,九州大学,早稲田大学,慶応義塾大学

上記大学が高学歴と判断されています。

塾長

いかがでしたか?高学歴の定義については個人の価値観や環境によって変わってくるかもしれませんが,多くの大学生が一部上場企業を第一志望の会社として捉えている以上,基準はやはり一部上場企業の採用担当者ということになると私は解釈してます。